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サプリメントにはどんな種類がある?代表的な成分と特徴を一覧で紹介

サプリメントにはどんな種類がある?代表的な成分と特徴を一覧で紹介

サプリメントには、ビタミンやミネラル、アミノ酸、乳酸菌など、さまざまな種類があります。

それぞれ含まれる成分や特徴が異なるため、どのサプリメントを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

サプリメントを選ぶ際は、成分ごとの特徴を理解し、栄養補給や美容、運動など、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。

この記事では、サプリメントの主な種類を成分別・目的別に一覧で紹介します。

また、サプリメントと医薬品の違いや、代表的な成分の働きについても解説します。

目次

サプリメントとは?

サプリメントとは?

サプリメントとは、日常の食生活で不足しがちな栄養素や、健康の維持に役立つ成分を補給するための食品です。

ビタミンやミネラル、アミノ酸、乳酸菌など、さまざまな成分を含む製品が販売されており、目的に応じて選ぶことができます。

ここでは、サプリメントの定義や役割、医薬品との違いについて解説します。

サプリメントの定義と役割

サプリメントは、一般的に特定の栄養素や成分を補給することを目的とした食品を指します。

日本では「サプリメント」という言葉に法律上の明確な定義はありませんが、錠剤やカプセル、粉末などの形状で販売されている製品が多く見られます。

サプリメントの主な役割は、普段の食事だけでは十分に摂取できない栄養素を補うことです。

例えば、食生活でカルシウムが不足している場合にはカルシウムを含むサプリメント、鉄分が不足している場合には鉄を含むサプリメントが選択肢になります。

また、栄養補給以外にも、美容や運動、健康維持などを目的としたさまざまな製品があります。

サプリメントはあくまで食品であり、通常の食事に代わるものではありません。基本的にはバランスのよい食生活を心がけ、必要に応じて補助的に利用することが大切です。

サプリメントと医薬品の違い

サプリメントと医薬品の大きな違いは、使用目的と法律上の分類です。

サプリメントは食品に分類され、主に栄養補給や健康維持を目的として利用されます。

一方、医薬品は病気の治療や予防などを目的とし、有効性や安全性、品質について法令に基づく審査や規制が設けられています。

両者の主な違いは以下のとおりです。

比較項目サプリメント医薬品
法律上の分類食品医薬品
主な目的栄養補給・健康維持病気の治療・予防など
効果・効能の表示原則として医薬品的な効能・効果は表示できない承認された効能・効果などを表示できる
販売場所ドラッグストア・スーパー・通販など薬局・店舗販売業など
使用方法製品の目安量などに従う用法・用量などに従う

なお、サプリメントの中には、国が定めた基準や制度に基づいて特定の機能を表示できる「栄養機能食品」や「機能性表示食品」などもあります。

ただし、これらも医薬品ではなく食品に分類されます。

サプリメントは医薬品の代わりにはならないため、病気の治療を目的とした使用は控えましょう。

また、医薬品を服用している場合には、サプリメントの成分が薬の作用に影響する可能性もあるため、併用する前に医師や薬剤師に相談することが推奨されます。

参考資料:消費者庁「保健機能食品について」

サプリメントの主な種類一覧と成分

サプリメントの主な種類一覧と成分

サプリメントには、ビタミンやミネラル、アミノ酸、脂肪酸など、さまざまな成分を含む製品があります。

それぞれ含まれる成分や特徴が異なり、栄養不足の補給や健康維持、美容、運動時の栄養補給など、目的に応じて利用されています。

代表的なサプリメントを表にしました。

種類主な成分特徴
ビタミン系ビタミンA・B群・C・D・Eなど体の機能を正常に保つために必要な栄養素を補給する
ミネラル系カルシウム・鉄・亜鉛・マグネシウムなど骨の形成や代謝などに関わる栄養素を補給する
アミノ酸・プロテイン系BCAA・EAA・ホエイプロテインなど筋肉や体の組織を構成する材料となる栄養素を補給する
脂肪酸系DHA・EPA・α-リノレン酸など食事で不足しがちな脂肪酸を補給する
食物繊維・菌類系イヌリン・乳酸菌・ビフィズス菌など食物繊維や腸内環境に関わる成分・微生物を補給する
植物由来成分系ポリフェノール・イソフラボン・クルクミンなど植物に含まれる特定の成分を摂取する
美容成分系コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドなど美容を目的として利用されることが多い
その他コエンザイムQ10・グルコサミンなど特定の成分を補給することを目的とした製品がある

なお、これらは成分の特徴に基づく一般的な分類であり、法律で定められた分類ではありません。また、複数の種類に該当するサプリメントもあります。

それぞれの種類について解説します。

ビタミン系サプリメント

ビタミン系サプリメントは、体の機能を正常に保つために必要なビタミン類を補給する製品です。

ビタミンは、エネルギー代謝や皮膚・粘膜の健康維持などに関わる栄養素で、体内で十分に合成できないものが多いため、食事から摂取する必要があります。

ビタミンも種類によって効能が異なります。

成分主な働き
ビタミンA視覚機能や皮膚・粘膜の健康維持に関わる
ビタミンB1糖質からのエネルギー産生に関わる
ビタミンB2エネルギー代謝や皮膚・粘膜の健康維持に関わる
ビタミンB6たんぱく質の代謝に関わる
ビタミンB12赤血球の形成や神経機能に関わる
ビタミンCコラーゲンの生成や抗酸化作用に関わる
ビタミンDカルシウムの吸収を促し、骨の形成を助ける
ビタミンE抗酸化作用によって細胞を酸化から守る
ビタミンK正常な血液凝固や骨の健康維持に関わる

ビタミン系サプリメントには、特定のビタミンだけを含む単一成分タイプと、複数のビタミンをまとめて摂取できるマルチビタミンタイプがあります。

食生活が偏っている場合や、特定のビタミンが不足している場合などに利用されます。

ビタミンAやDなどは過剰摂取による健康被害が起こる可能性があるため、摂取量には注意が必要です。

ミネラル系サプリメント

ミネラル系サプリメントは、カルシウムや鉄、亜鉛など、体に必要なミネラルを補給する製品です。

ミネラルは、骨や歯の形成、酸素の運搬、筋肉や神経の働き、代謝など、さまざまな生理機能に関わっています。

代表的なミネラルと主な働きは以下のとおりです。

成分主な働き
カルシウム骨や歯を構成し、筋肉の収縮などに関わる
鉄ヘモグロビンの構成成分として酸素の運搬に関わる
亜鉛たんぱく質の合成や細胞の代謝に関わる
マグネシウム多くの酵素反応や筋肉・神経の働きに関わる
カリウム細胞内の浸透圧調整や神経・筋肉の働きに関わる
セレン抗酸化に関わる酵素の構成成分となる

ミネラル系サプリメントには、鉄や亜鉛などを単独で配合した製品のほか、複数のミネラルを組み合わせたマルチミネラルもあります。

例えば、乳製品などの摂取が少ない人はカルシウム、月経によって鉄を失いやすい人は鉄の摂取量が不足していないか確認することが大切です。

ミネラルは種類によって過剰摂取のリスクがあり、特に鉄や亜鉛などは必要以上に摂取しないよう注意が必要です。

アミノ酸・プロテイン系サプリメント

アミノ酸・プロテイン系サプリメントは、筋肉や皮膚、臓器などの構成材料となるたんぱく質や、その構成成分であるアミノ酸を補給する製品です。

特に、筋力トレーニングを行う人やスポーツをする人、食事から十分なたんぱく質を摂取できない人などに利用されています。

種類主な特徴
ホエイプロテイン牛乳由来のたんぱく質で、比較的消化吸収が速い
カゼインプロテイン牛乳由来のたんぱく質で、比較的ゆっくり消化吸収される
ソイプロテイン大豆由来の植物性たんぱく質
BCAAバリン・ロイシン・イソロイシンの3種類の必須アミノ酸
EAA体内で十分に合成できない9種類の必須アミノ酸
グルタミン体内にも存在するアミノ酸の一種

プロテインは複数のアミノ酸が結合したたんぱく質を補給する製品であり、BCAAやEAAなどは特定のアミノ酸を補給する製品です。

筋肉の維持や成長には十分なたんぱく質の摂取と適切な運動が重要ですが、通常の食事で必要量を満たしている場合、必ずしもサプリメントを追加する必要はありません。

脂肪酸系サプリメント(DHA・EPAなど)

脂肪酸系サプリメントは、DHAやEPAなどの脂肪酸を補給する製品です。

脂肪酸は脂質を構成する成分であり、エネルギー源となるほか、細胞膜の構成などにも関わっています。

成分主な特徴
DHA青魚などに含まれるオメガ3系脂肪酸で、脳や網膜などにも存在する
EPA青魚などに含まれるオメガ3系脂肪酸で、体内の脂質代謝などに関わる
α-リノレン酸えごま油や亜麻仁油などに含まれる必須脂肪酸
MCT(中鎖脂肪酸)一般的な長鎖脂肪酸と比べて速やかに消化・吸収されやすい
リノール酸植物油などに含まれるオメガ6系の必須脂肪酸

特にDHAやEPAを含むサプリメントは、魚を食べる機会が少ない人などに利用されています。

DHAやEPAは魚油を原料とする製品が多く、カプセルタイプで販売されているのが一般的です。

なお、脂肪酸には種類ごとに異なる働きがあり、すべての脂肪酸を多く摂取すればよいわけではありません。普段の食事からの摂取量も考慮することが大切です。

食物繊維・乳酸菌・ビフィズス菌系サプリメント

食物繊維・乳酸菌・ビフィズス菌系サプリメントは、食物繊維や腸内に存在する細菌などを補給する製品です。

主に、食生活で不足しがちな食物繊維を補ったり、腸内環境の健康維持を目的としたりする場合に利用されています。

成分主な特徴
イヌリン水溶性食物繊維の一種で、腸内細菌に利用される
難消化性デキストリン水溶性食物繊維の一種で、さまざまな健康食品に使用される
サイリウムオオバコ由来の食物繊維で、水分を吸収して膨らむ性質がある
乳酸菌糖を分解して乳酸を生成する細菌の総称
ビフィズス菌主に大腸に生息し、酢酸や乳酸などを生成する細菌
酪酸菌酪酸を生成する細菌で、腸内環境との関係が研究されている

この種類のサプリメントには、食物繊維を中心に配合した製品と、乳酸菌やビフィズス菌などを配合した製品があります。

また、食物繊維などの腸内細菌に利用される成分は「プレバイオティクス」、適切な量を摂取することで健康上の利益をもたらす生きた微生物は「プロバイオティクス」と呼ばれます。

乳酸菌やビフィズス菌の働きは菌株によって異なり、すべての製品に同じ効果が期待できるわけではありません。

植物由来成分系サプリメント

植物由来成分系サプリメントは、野菜や果物、茶葉、ハーブなどに含まれる特定の成分を抽出・加工した製品です。

植物にはビタミンやミネラル以外にも、ポリフェノールやカロテノイドなど、多様な成分が含まれています。

成分主な特徴
大豆イソフラボン大豆に含まれるポリフェノールの一種
カテキン緑茶などに含まれるポリフェノールの一種
アントシアニンブルーベリーなどに含まれる色素成分
クルクミンウコンに含まれる黄色の色素成分
ルテイン緑黄色野菜などに含まれるカロテノイドの一種
レスベラトロールブドウの果皮などに含まれるポリフェノールの一種
サポニン大豆や高麗人参などに含まれる成分群

植物由来成分系サプリメントは、健康維持や美容など、さまざまな目的で販売されています。

ただし、植物由来だからといって必ずしも安全性が高いとは限りません。

特に、植物から特定成分を高濃度に抽出した製品は、通常の食品とは摂取量が大きく異なる場合があります。

成分によっては医薬品との相互作用や過剰摂取による健康への影響が報告されているため、注意が必要です。

美容成分系サプリメント(コラーゲン・ヒアルロン酸など)

美容成分系サプリメントは、肌や髪などの美容を意識する人向けに販売されている製品です。

コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなど、美容関連の商品でよく使用される成分を配合しています。

成分主な特徴
コラーゲン皮膚や骨、軟骨などに存在するたんぱく質
ヒアルロン酸皮膚や関節液などに存在し、水分を保持する性質を持つ成分
セラミド皮膚の角質層などに存在する脂質成分
エラスチン皮膚や血管などの弾力性に関わるたんぱく質
プラセンタエキス胎盤を原料として加工・抽出した成分
グルタチオン3種類のアミノ酸から構成される成分で、体内の抗酸化反応などに関わる

美容成分系サプリメントは、カプセルや錠剤のほか、粉末やドリンクなど、さまざまな形状で販売されています。

例えば、コラーゲンやヒアルロン酸を配合した製品は、肌の健康を意識する人向けの商品として販売されています。

その他の成分を含むサプリメント(コエンザイムQ10など)

サプリメントには、これまで紹介した種類以外にも、さまざまな成分を配合した製品があります。

代表的なものとして、コエンザイムQ10やグルコサミン、クレアチンなどが挙げられます。

成分主な特徴
コエンザイムQ10細胞内のミトコンドリアでエネルギー産生に関わる成分
グルコサミンアミノ糖の一種で、軟骨などを構成する物質の材料となる
コンドロイチン軟骨などに存在する成分で、水分の保持などに関わる
クレアチン筋肉での短時間・高強度の運動に必要なエネルギー供給に関わる
α-リポ酸体内のエネルギー代謝に関わる成分
GABA体内に存在するアミノ酸の一種で、神経伝達物質として働く
NMNビタミンB3に関連する物質で、NAD⁺の前駆体の一つ

これらの成分は、運動時の栄養補給や健康維持など、さまざまな目的で利用されています。

例えば、クレアチンは筋力トレーニングなどを行う人向けのサプリメントに使用されています。

また、コエンザイムQ10やNMNなどは、加齢や健康維持との関連が研究されています。

製品を選ぶ際には、配合成分の特徴だけでなく、摂取量や安全性、科学的根拠なども確認するようにしましょう。

サプリメントの効果や安全性は成分・製品によって異なり、過剰摂取が健康を害する場合もあります。

参考:消費者庁「保健機能食品について」

目的別のサプリメントの種類と代表的な成分

目的別のサプリメントの種類と代表的な成分

サプリメントは、栄養不足の補給や美容、運動時の栄養補給など、目的に応じて選ぶことができます。

同じ目的で販売されているサプリメントでも、配合成分や期待できる働きは異なります。

また、サプリメントは医薬品ではないため、病気の治療や予防を目的として使用するものではありません。

ここでは、目的別に代表的なサプリメントの種類と成分を紹介します。

栄養不足を補う

普段の食生活で不足しがちな栄養素を補いたい場合は、ビタミンやミネラルを含むサプリメントが選択肢になります。

特に、食事の内容が偏っている人や、特定の食品をあまり食べない人は、栄養素の摂取量が不足している可能性があります。

栄養補給を目的とした代表的な成分は以下のとおりです。

成分主な働き多く含まれる食品
ビタミンB群エネルギー代謝などを助ける肉類・魚類・卵・豆類
ビタミンCコラーゲンの生成や抗酸化作用に関わる果物・野菜
ビタミンDカルシウムの吸収を促進する魚類・きのこ類
カルシウム骨や歯の形成に関わる牛乳・乳製品・小魚
鉄赤血球中のヘモグロビンを構成する赤身肉・魚介類・豆類
亜鉛たんぱく質の合成や細胞の代謝に関わる牡蠣・肉類・魚介類

複数の栄養素をまとめて補給したい場合には、マルチビタミンやマルチミネラルなどの製品もあります。

必要な栄養素や摂取量は年齢、性別、食生活などによって異なります。

まずは普段の食事を見直し、不足している可能性がある栄養素を確認したうえで、必要に応じてサプリメントを利用することが大切です。

美容や肌の健康

美容や肌の健康を意識する場合には、ビタミンCやビタミンE、コラーゲンなどを含むサプリメントが利用されています。

肌の健康維持には、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養素が関わっています。

代表的な成分は以下のとおりです。

成分主な働き・特徴
ビタミンCコラーゲンの生成に必要な栄養素で、抗酸化作用もある
ビタミンE抗酸化作用を持ち、細胞を酸化から守る
ビタミンB2皮膚や粘膜の健康維持に関わる
ビタミンB6たんぱく質の代謝などに関わる
亜鉛皮膚の形成や細胞の代謝に関わる
コラーゲン皮膚などの結合組織を構成するたんぱく質
ヒアルロン酸皮膚などに存在し、水分を保持する性質を持つ
セラミド皮膚の角質層に存在し、水分の保持やバリア機能に関わる

美容を目的としたサプリメントには、複数のビタミンを配合した製品や、コラーゲンやヒアルロン酸などを中心に配合した製品があります。

また、栄養バランスのよい食事に加え、十分な睡眠や紫外線対策なども重要です。

筋肉づくりや運動

筋肉づくりや運動のサポートには、プロテインやアミノ酸、クレアチンなどのサプリメントが利用されています。

筋肉の維持や成長には、運動による刺激と、十分なたんぱく質やエネルギーの摂取が必要です。

成分主な働き・特徴
プロテイン筋肉などの材料となるたんぱく質を補給する
BCAAバリン・ロイシン・イソロイシンの3種類の必須アミノ酸
EAA筋たんぱく質の合成に必要な9種類の必須アミノ酸
クレアチン短時間・高強度の運動におけるエネルギー供給に関わる
β-アラニン筋肉内のカルノシンの合成に関わるアミノ酸
マグネシウム筋肉の収縮やエネルギー代謝に関わる

特にプロテインは、食事だけでは必要なたんぱく質を十分に摂取できない場合に便利です。

また、クレアチンは、筋力トレーニングや短距離走など、短時間に強い力を発揮する運動との関連が研究されています。

基本的には食事から十分な栄養を摂取し、不足する場合に補助的に利用しましょう。

腸内環境を整える

腸内環境の健康維持を目的とする場合には、食物繊維や乳酸菌、ビフィズス菌などを含むサプリメントが利用されています。

腸内には多くの種類の細菌が存在しており、食事や生活習慣などによって腸内細菌の構成が変化することがあります。

成分主な働き・特徴
乳酸菌糖を分解して乳酸を生成する細菌の総称
ビフィズス菌主に大腸に生息し、酢酸や乳酸などを生成する
酪酸菌腸内で酪酸を生成する細菌
イヌリン腸内細菌に利用される水溶性食物繊維
難消化性デキストリン水溶性食物繊維の一種で、整腸作用などが研究されている
フラクトオリゴ糖一部の腸内細菌に利用されるオリゴ糖

これらの成分を含むサプリメントには、乳酸菌やビフィズス菌を配合したタイプと、食物繊維やオリゴ糖を補給するタイプがあります。

また、乳酸菌やビフィズス菌などと、食物繊維やオリゴ糖などを組み合わせた製品もあります。

骨や関節の維持

骨や関節の健康を意識する場合には、カルシウムやビタミンD、グルコサミンなどを含むサプリメントが利用されています。

骨の形成や維持には、カルシウムやビタミンDなどの栄養素が必要です。

一方、グルコサミンやコンドロイチンなどは、関節の健康を意識する人向けの製品に多く配合されています。

代表的な成分は以下のとおりです。

成分主な働き・特徴
カルシウム骨や歯の主な構成成分
ビタミンD腸管でのカルシウムの吸収を促進する
ビタミンK骨の形成に関わるたんぱく質の働きを助ける
マグネシウム骨の構成やさまざまな酵素反応に関わる
グルコサミン軟骨などを構成する物質の材料となる成分
コンドロイチン軟骨などに存在する成分で、水分の保持に関わる
コラーゲン骨や軟骨などの結合組織を構成するたんぱく質

骨の健康維持を目的とする場合には、カルシウムとビタミンDを組み合わせたサプリメントなどがあります。

また、関節の健康を意識する人向けには、グルコサミンやコンドロイチンを配合した製品が販売されています。

目の健康

目の健康のため場合には、ルテインやゼアキサンチン、ビタミンAなどを含むサプリメントが利用されています。

目の正常な働きにはさまざまな栄養素が関わっており、特にビタミンAは視覚機能を維持するために必要な栄養素です。

また、ルテインやゼアキサンチンなどは、目の網膜に存在する成分として研究されています

成分主な働き・特徴
ルテイン網膜の黄斑部などに存在するカロテノイド
ゼアキサンチンルテインとともに黄斑部に存在するカロテノイド
ビタミンA正常な視覚機能の維持に必要な栄養素
ビタミンC抗酸化作用を持つビタミン
ビタミンE細胞を酸化から守る働きを持つビタミン
DHA網膜にも存在するオメガ3系脂肪酸
アントシアニンブルーベリーなどに含まれるポリフェノールの一種

目の健康を意識する人向けのサプリメントには、ルテインやゼアキサンチンを中心に配合した製品のほか、複数のビタミンなどを組み合わせた製品があります。

なお、特定の段階にある加齢黄斑変性については、ルテインやゼアキサンチンなどを含む特定の配合成分が病状の進行リスクを低下させることが研究で示されています。

目の健康を維持するためには、適切な栄養摂取だけでなく、長時間の画面作業による負担を減らすことや、定期的に目の状態を確認することも大切です。

まとめ

サプリメントには、ビタミン系やミネラル系、アミノ酸・プロテイン系、脂肪酸系など、さまざまな種類があります。

それぞれ配合されている成分や特徴が異なり、栄養不足の補給、美容、筋肉づくり、腸内環境の健康維持など、目的に応じて選ぶことができます。

サプリメントを選ぶ際は、次のポイントを意識することが大切です。

  • 自分の目的に合った成分が含まれているか確認する
  • 普段の食生活で不足している栄養素を把握する
  • 成分の含有量や摂取目安量を確認する
  • 過剰摂取や医薬品との飲み合わせに注意する

ただし、サプリメントは医薬品ではなく、病気の治療を目的とするものではありません。また、摂取すれば必ず健康上の効果が得られるわけでもありません。

健康維持の基本はバランスのよい食事です。 サプリメントの種類とそれぞれの特徴を理解し、必要に応じて補助的に活用しましょう。

サプリメントにはどんな種類がある?代表的な成分と特徴を一覧で紹介

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